親知らず

親知らずについて

親知らずについて

親知らずは通常、10代後半から20代前半に生え始めますが、大人になってからも悩む方が多くいらっしゃいます。30代や40代で新たに生えてくる人や、顎や歯の状況の変化によって埋まっていた親知らずが顔を出す場合もあります。つまり、親知らずは若い世代だけの問題ではありません。

親知らずをそのままにしておくと、歯並びが乱れたり、隣接する歯に虫歯や歯周病が発生するリスクが高まります。また、最悪の場合、親知らずの炎症が周囲の組織に影響を与え、手術が必要になることや、深刻な事態に至る可能性も考えられます。そのため、親知らずについては軽視せず、十分な注意が必要です。

親知らずは何歳で生える?

一般的に親知らずは10代後半から20代前半の間に生え始めます。しかし、30代や40代になって生えてくる方や、顎や歯の変化により埋まっていた親知らずが現れてくることもあります。

生えてくる時の痛みについて

以下の場合、親知らずが生える際に痛みを感じることがあります。

  • 親知らずが隣の歯や歯茎を
    押している場合
  • 歯と歯茎の隙間に汚れが
    たまっている場合
  • 萌出中に歯ぐきが膨らみ、
    噛んでしまう場合

親知らずの痛みの原因について

親知らずが痛む原因は主に2つあります。

智歯周囲炎

智歯周囲炎とは、親知らず(智歯)の周りに汚れがたまることで起こる歯ぐきの炎症を言います。炎症が進行すると痛みを引き起こしたり、歯ぐきだけでなく、顔が大きく腫れてしまうこともあります。生え方や歯磨きのしづらさから親知らずは虫歯になりやすい歯になります。

虫歯

虫歯が進行すると冷たいものがしみたり、放置すると激痛を伴うこともあります。また、親知らずと隣り合う歯に関しても同様に虫歯になりやすく、その歯の虫歯が原因で痛みを引き起こすこともあります。

親知らずと歯並びの関係性について

親知らずが横向きに生える、または歯ぐきの中に埋まってしまうことは、歯並びに大きな影響を及ぼすことがあります。その主な原因として、日本人の顎の骨が比較的小さく、狭いという点が挙げられます。日本人は骨格的に顎の骨が小さく、永久歯が並ぶためのスペースが不足しがちで、そのため歯並びに問題が生じやすくなります。このため、親知らずも正しい方向に生えず、横向きに生えたりすることがあります。

親知らずは通常、成人期に生えてくることが多く、そのために大人になってから歯並びが悪化したり、子ども時代にきれいに矯正を受けたのに大人になって歯並びが乱れたりすることがあります。特に、矯正治療を終えた後に親知らずが生えてくると、隣接する第二大臼歯を圧迫し、歯並びが乱れることも少なくありません。この場合、元の歯並びに戻るのではなく、親知らずの影響で歯並びが乱れてしまうケースがよく見られます。

抜歯の難易度について

まっすぐ生えるケース

抜歯の難易度
抜歯にかかる時間30分程度
抜歯の費用2,000~3,000円程度
(3割負担の場合)

※CT撮影が必要な場合や希望とされる場合は別途費用がかかります。

まっすぐ生えるケース

横向きに生えている場合
(水平埋伏)

抜歯の難易度中~高
抜歯にかかる時間60分程度
抜歯の費用3,000~5,000円程度

※CT撮影が必要な場合や希望とされる場合は別途費用がかかります。

横向きに生えている場合(水平埋伏)

埋まっている場合(完全埋伏)

抜歯の難易度
抜歯にかかる時間60~90分
抜歯の費用5,000~6,000円程度

※CT撮影が必要な場合や希望とされる場合は別途費用がかかります。

埋まっている場合(完全埋伏)

抜歯後の腫れについて

抜歯後の腫れについて

抜歯後の腫れについて

完全に萌出している歯を抜歯した場合の痛みは、通常、一般的な抜歯の痛みや腫れと同様に、だいたい3〜4日程度で軽減します。一方、半分だけ萌出している歯や完全に埋伏している歯の抜歯では、痛みや腫れが約1週間続くことがあります。痛みのピークは抜歯後2日目頃に訪れることが多く、その後は徐々に和らいでいく傾向があります。

もし1週間経っても強い痛みが続く場合は、ぜひご相談ください。特に半埋伏歯や完全埋伏歯の抜歯では、痛みや腫れが強く出やすいです。

抜歯後の1日間は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴は避けて体を休めましょう。また、食事には噛みごたえのあるものや刺激物を控えることをおすすめします。

腫れる期間について

抜歯後の痛みは通常、翌日に最も強く感じられ、その後徐々に和らいでいくことが一般的です。
一方で、腫れは痛みのピークから少し遅れて2日後に最もひどくなることが多いです。

抜歯から3~4日後、あるいは1週間ほどで、痛みや腫れは収まっていきますが、2週間程度は軽い鈍痛が残ることがあります。

危険な腫れ方について

上の親知らず抜歯後の場合

  • 目の下にかけて腫れが大きく広がる

下の親知らず抜歯後の場合

  • 頬(ほほ)から、あごの下・首や喉にかけて腫れが大きく広がる

このような症状がある場合、早急にご連絡ください。

親知らず抜歯で
よくあるご質問

親知らず抜歯でよくあるご質問

Q. 親知らずはなぜきちんと
生えないの?

A. かつては硬い食べ物を食べることが多く、しっかりとした顎や32本の歯が必要とされていました。しかし、現代では柔らかい食べ物が主流となり、顎の大きさや親知らずの必要性が低下しています。

これを人間の退化現象の一例と考えることができます。退化現象の影響で、親知らずが最初から存在しない人もいますが、顎が小さくて親知らずがある場合、スペースが足りずに斜めに生えてしまうことがあるのです。

Q. 親知らずがまた生えることが
あるの?

A. 親知らずは永久歯になりますので、1度抜歯をすれば2度と生えてくることはありません。

Q. 抜かないで治す方法はある?

A. 歯が完全に歯ぐきの中に埋まっている場合や、真っ直ぐに生えている場合には、必ずしも抜歯が必要というわけではありません。状態が良好であれば、将来的に他の歯を抜く必要が生じた際に、歯牙移植治療に利用できる可能性もあります。

Q. 親知らずの抜歯前の注意は?

A. 下記が注意点です。

  • 前日は、十分な睡眠をとり体調を整えてください。睡眠不足時に麻酔をすると気分が悪くなる可能性があります。
  • 来院前に食事をとってきてください。空腹時の麻酔は気分が悪くなる可能性があります。抜歯後1~2時間は麻酔が効いており、その間の食事は唇や頬を噛んでしまう危険性があるため、食事は控えていただきます。
  • 抜歯後は食事がとりにくいため、食べやすい柔らかいものをお勧めします。親知らずの抜歯の際に歯ぐきに炎症があると術中麻酔が効きにくかったり、術後の腫れと痛みが通常より強くなる場合があります。
  • 炎症がないようにしっかり歯磨きをしてください。また、炎症がある場合は抗生剤を服用して炎症を抑えてから抜歯に臨みましょう。

Q. 抜けなくて途中で
中止されることはあるの?

A. ほとんどのケースで途中で中断することはありませんが、気分が悪くなった場合や患者さまの安全を考慮してなど中止することもあります。

Q. 親知らずが虫歯になると
抜歯は難しい?

虫歯が大きくなり根っこしか残っていないような場合には抜歯の難易度は上がります。

Q. 親知らずを抜くと小顔になる?

親知らずを抜歯すると小顔効果を得られる方もいらっしゃいます。
ただし、見た目で明らかな小顔効果を感じられる方は、ごく稀です。

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